しなちゃんの尿結晶について

こんにちは!

1週間に1度の更新がどうにかできています。あおきりんです!

今日はわたしの備忘録も兼ねて、尿結晶(結石)について綴っていこうと思います。

しなちゃんの里親になる際、担当さんから

「しなちゃんは尿に結晶ができやすい体質」と説明を受けていました。

一緒に生活を始めて今月19日で3か月となるわけですが

特に今のところ変わった様子はなく、元気に過ごしています。

結晶のままならまだ様子見で問題ありませんが、結石となってくるといよいよ治療が必要です⚠⚠

尿結石について

詳しく記載のあるサイトはたくさんありますので、尿結石についての情報を簡単に記載します。

尿石:尿中のミネラル成分が、なんらかの原因で濃くなりすぎて結晶化したもの

代表的な尿石:ストラバイト尿石・シュウ酸カルシウム尿石

尿のph:健康体は中性~弱酸性、尿石のできる犬はアルカリ性や酸性に傾く(=結晶化が始まる)

原因:食事や排泄環境(根本的な原因は体質)

症状:膀胱炎(頻尿・血尿など)、尿道が詰まる、急性腎不全など

しなちゃんから発見される結晶は「ストラバイト結石」残渣です。

ストラバイト結石は炎症により膀胱内で細菌が増えると、尿の酸性度がアルカリ性に傾くことでできやすくなります。

野犬時代に細菌感染してしまったのか、とても臆病な性格のため、保護施設でおトイレを我慢しすぎてしまったのか、原因は特定できませんが・・・。

膀胱内で細菌が増える・・・・細菌感染よる膀胱炎 となるため

しなちゃんに尿結晶ができやすいのは、膀胱炎が絡んでいるのではないかと思っています。

尿石があることで引き起こされる膀胱炎ですが、逆に尿石の原因になることもあるんですね😱

月に1度の尿検査

しなちゃんの場合は今のところ、血尿や頻尿といった目に見える症状は現れていません。

ですが、念のため、月に一度病院で尿検査を実施しています。

次の写真は、しなちゃんの検査結果なのですが、よく見ると、少し面白い結果になっています。

前提として

◆1枚目(7/10検査)ではphコントロール用フード(尿のphを中性にもっていく専用のフード・・・高い!!笑)を与えている

◆2枚目(8/21検査)では phコントロール用フード 40%、エルクンと同じピュリナワン(普通のフード)60%の割合で与えている

というものがあります。

1枚目(7/10検査)
2枚目(8/21検査)

あれ・・・・?!

若干、たんぱく質の数値に変化があるものの

1度目の検査の時にphコントロール用のお高いフードを与えていたのに、2回目とあまり結果が変わらない・・・??

そうなんです。7/10の1度目の検査の際に獣医さんがお話してくださったのですが

獣医さん「毎日phコントロールのフードを与えているならもっと中性(6~7)に傾いても良いと思うのですが・・・。」

あおきりん「ということは高価なだけで意味がない・・・・?💦

獣医さん「そうですね。。。残念ですがあまり意味がないようです。出ている結晶も残渣ですし、エルマーくんと同じエサを食べて様子を見てみてもいいと思います。」

あおきりん「・・・・・。は、はい。そうします!!!!」

そして8/21の2度目の検査であまり1度目と違いがなかったので

このまま段階的にピュリナの割合を増やしていく方向にしました。

2匹同じフードのほうが楽ですし、経済的にも負担減です😋✨

((それにしても高価なフードを与えていても、結果に差があまりないということがあるんですね・・・🙄

これも体質によるものなのか・・・?!))

あと数日でピュリナ100%になりそうですので、今月中旬の3度目の検査ではどんな結果がでるかドキドキです!

もちろん、あまりにも数値が悪かったら即療養食ですが😂

希望としては、このまま落ち着いた状態を保ってくれると嬉しいですー!!

おわりに

しなちゃんを飼うまで犬の尿石症について調べたことがなかったので、とても良い勉強になりました✍✍

今回のしなちゃんの尿結晶については、事前に担当さんから教えていただいていましたが、

愛犬の様子を毎日しっかり観察することで、見えてくる小さな異常があるかと思います。

◆皮膚に赤みがあってかゆそう・・・アレルギー体質かも。

→原因は何かな?エサやおやつははなるべく無添加のものがいいのかも!

耳の中が黒いぞ!外耳炎・・・?!

→イヤークリーナーで定期的にお掃除しよう!数日様子を見てそれでも良くならなければ病院で診てもらおう!

もちろん、健康体で元気なことが一番ですが🐶

犬は我慢強い生き物といわれていて、飼い主を気遣って無理をしていることもあるようです。

痛みやストレスを我慢することで病気の発見が遅れたり、悪化することもあります。

わたしたち飼い主がいち早く症状に気づけることで、ケガや病気の悪化を防いだり、少し大げさかもしれませんが命を救うこともできるかもしれません。

愛犬の様子を日常的によく観察し、普段と変わった行動や、症状が出てきたら早めの対応・行動ができると良いですね😀